ひとりごと

首都圏で教師をしているゆとり世代の独り言。

携帯端末免許制を提案したい。

スマートフォンが普及し、

今では持っていない子供の方が少数派なのではないか

そう感じるようにもなってきた。

 

それに伴い、我々は所謂情報モラル教室というものを毎年行うようになった。

インターネットの危険性、メッセージアプリ等の難しさ、個人情報保護など、

子供だけでなく保護者にも繰り返し伝えてきた。

 

しかし、残念ながらSNS等でのトラブルは未だに無くならない。

SNSでのトラブルを教育現場に持ち込まれることも珍しくない。

 

解決を手助けしてほしい…までなら、まだ理解はできる。

納得のいかない部分もあるが。

ところが、SNSでのトラブルを学校の責任として責め立ててくる保護者もいる。

 

各家庭がそれぞれの都合で持たせている以上、

その責任は当然保護者にあると思うのだが、

残念ながら、それが当たり前でないようである。

 

いっそ、18歳未満の携帯端末保持は、

親子揃って講習を受けた上での免許制にしてはどうだろうか。

そして、SNSでのイジメ等については、

保護者の責任を明確にし、法で裁くよう明文化してはどうだろうか。

 

大人でさえ、インターネットやSNSでのトラブルが絶えないのである。

大人よりも判断力の育っていない子供に携帯端末を持たせる以上、

その責任は保護者が負うべきだと思う。

 

今のご時世、権利や自由ばかりが推され、

責任や義務は果たされない、といった場面を多く見る。

日本の未来を守るためにも、そのような悪しき風潮を断ち、

権利・自由と責任・義務のバランスを正すべきだと考える。