ひとりごと

首都圏で教師をしているゆとり世代の独り言。

自己肯定感

2019年も今日がラスト。

この1年を振り返ると、あまり良いことがなかったな…

という結論に至る。

 

もちろん細々とした良いこと、

というか楽しいことはあったけれども

良い1年だったなぁ

と振り返ることはできないかな。

 

…むしろそう振り返ることができた年はあったのだろうか。

 

最近の子供は、自己肯定感が低いという。

だから、自己肯定感を高めるような指導の仕方をしろ、と言われる。

 

自己肯定感を高める指導ってどんなもの?

 

自分自身が経験したことないから、わからない。

 

現在、カウンセリングに通い、

自分の心を変えるために試行錯誤をしているけれど、

難しい。

 

揚げ足を取られ、イチャモンをつけられ、

粗探しをされ、そこを責められ、

かたや心身を削って頑張っても評価はされず、

完璧超人、スーパーマンでいることを求められてるとしか思えない、

そんな自分の存在意義を見出すことすら難しい現状で、

一体どうやって自己肯定感を高める指導ができようか。

 

…それができないから、指導力がないのだろうけれど。

 

自己肯定感を高めるためには、

家庭の役割がとても大きいのではないかと思う。

我が子を見ていても、特にそう思う。

だって、子供からしたら親は教師の何倍以上も特別だから。

良くも悪くも、ものすごく影響力がある。

教師なんて、その1年で付き合いが終わることもあるし。

 

だから、親は子供のことを学校に押し付けるばかりでなく、

家庭でも相応の指導をしてほしい。

そして、協力をしてほしい。

敵対していたら、良い教育ができるわけがない。

一方的でなく、Give and Takeの関係でいるべきだ。

 

それができれば、子供の自己肯定感も自然と高まってくるのではないだろうか。

だって、安心していられる場所が2つもできるのだから…。