ひとりごと

首都圏で教師をしているゆとり世代の独り言。

休みのまとめ取り…?

文部科学省から、

「公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法の一部を改正する法律案」

なるものが示された。

 

法律案概要のリンクはこちら↓

http://www.mext.go.jp/b_menu/houan/an/detail/__icsFiles/afieldfile/2019/10/18/1421396_01.pdf

 

私、あまり賢くないので理解ができないのだけれど、

一年単位での変形労働時間制を適用して長期休暇に休みをまとめ取りすることと、

働き方改革に、何の関連性があるのだろうか?

 

そもそも、長期休暇に振休を当てはめられ、

夏休5日と年休少し取れば、

2週間以上の連休が出来上がってしまう。

 

結果、年休は繰り越せないくらい余るし、

だからといって各学期における

多忙さについては全く解消されない。

 

日々超過勤務をせざるを得ない環境は変わらないのに、

教員の健康管理や福祉に繋がるのだろうか?

 

また、業務量の適切な管理というけれど、

役所からやたらと文書回答の調査が降りてきたり、

会計事故を防ぐという名目で手続きを複雑化したり、

学習指導等に関わらない仕事が日々増えているのに

適切な管理とやらがされたら、解決するのだろうか?

 

それならばむしろ、

クレーム対応の専門員を配置したり、

会計処理や雑務をする職員を配置したり、

学習内容を精選して授業時数を減らしたり、

そういったことの方が余程意味があるのではないだろうか。

 

高齢者福祉や生活保護に税金を割いているけれど、

未来を創るための教育にこそ、

しっかり税金をかけて投資をするべきなのではないだろうか。

 

教員の質の低下?

優秀な人材が働きたいと思えるような環境でないのだから、

当然の結果であろう。

 

 

…などとここで書き連ねたところで、

結局何かが変わるわけでもなく、

ただただ、日々石鹸のように心身を擦り減らしていく。

 

物事を大きく変えられるような力があれば…