ひとりごと

首都圏で教師をしているゆとり世代の独り言。

人間関係

職場で抱える問題は、大雑把にまとめれば、大抵は人間関係のもつれが原因と言えよう。

 

新規採用の若手の学級で、大きなトラブルが起きた。

4月から常々話題に出ていたところだったのだが、果たして大事に至る前に対処はできなかったものか…。

 

昨年度以前から起こることの想定されていたトラブルなのだから、そこに専門的に対応する人材を配置するのが当然の流れであろう。

が、それは結局為されていない。

そのようなケースで人的配置に動くのは管理職の役目であり、本来ならば昨年度の担当者が人員配置の必要性を管理職に伝え、遅くても春から専門で対応する人を配置した上で、新規採用が担当する流れであろう。

しかしそれが為されていないのはなぜか。

今わかる範囲で考えれば、管理職との信頼関係が一番の要因であろう。

もしことの重大性を伝えた上で動かなかったのだとしたら、管理職は部下を信頼していなかったと言っても間違えではないと思う。

また、前担当に管理職は動いてくれないだろうという諦めがあったとしたら、管理職は部下に信頼されていないということになるだろう。

仮に管理職は動いたけれど、行政が動かなかったのだとしたら、行政と現場との間にしっかりとした絆が築かれていなかったと考えられる。

 

勿論コスト面で対応ができなかったことも考えられるが、それは直接的な理由ではなく逃げ道にしか過ぎないと思う。本当に必要だという事実があれば、可能な限りの対応はしてもらえるものだと信じている。そうでなければ、現場はもう安心して仕事はできない。

 

話を戻そう。

 

お互い他人である以上、当然反りの合わない部分はあるわけだが、そこをいかに上手く対応するかが、社会人として必要なスキルだと思う。

しかし残念ながら、子どもと同じレベルに留まっている人間が少なからずいるのも事実である。

勝手に派閥を作り対立したり、同僚同士で陰で悪口を言ったり、しまいには仕事中に感情的な対立をしたり…

とてもじゃないが、子どもの手本にはなれない。

なのに、子どもにそういうことをしてはいけないと指導する。何という矛盾だろうか。

 

昨年度から引き続き、そのような課題を職場で抱えているわけだが、昨年度とは違い、私も新参者故今の職場での立場は低い。

どうにかして、上手く整えていきたいものである。

最もそこは給料分の仕事ではないと思うのだが。