ひとりごと

首都圏で教師をしているゆとり世代の独り言。

教師のバトン

何が怖いって、

Twitterで教師アピールをしていないのに、

なぜか教師のバトンからフォローされたのだ。

あれかな、冬休みってワードが原因かな。

 

まぁそれはいいとして、

教師のバトン、一時期ネットニュースで話題になった。

教師の魅力を発信するためのものだったはずが、

教師の不満や嘆きを吐き出す場になってしまったからだ。

 

何がタチ悪いって、

そこに不満を書いたところで、

結局何の解決にもならないことだ。

 

結局、魅力と対極に位置するものをただ発信するだけのものとなってしまうわけだ。

 

まだ、一部ポジティブなことを書いている人もいるのが、せめてもの救いだと思う。

 

話題として、文科大臣に期待することは何か?というものがあった。

黙食対応であれだけ現場を敵に回す発言をし、

待遇改善の成果を全く出さない文科大臣に、何が期待できようか。

 

年次有給休暇を使えていますか?という問いもあった。

それどころか移動教室での時間外勤務に対する振休または調整休すら貰えていない。

副社長は学担には伝えたと社長に嘘を言ったらしいがり

 

仕事量そのままで給料上がるのと、給料そのままで仕事量減るのとならどちらが良いかという問いもあった。

違う。仕事量は減らし、時間外勤務には適切な残業代を支給するのが当然であろう。

働き方改革とか言って現場の仕事を増やしているのはどこの誰だ。

 

などと、文句を言ったらなかなか尽きないものである。

 

教師の成り手がいないから採用に関する条件を緩和するつもりらしいが、

違うだろう?

労働環境を良くすることで、

もっとやりがいに目を向け、力を尽くせる状態にして、

それを教職の魅力として発信し、

志の高い、能力の高い人材を集めることの方が大事だろう。

 

いつも思う。

文科省は現場の何を知っているのだろうか。

最底辺の部分で、しっかり査察をすべきだろうに。

 

あと、教職をこのような状況に追いやったのは、

一部の不埒な輩と、権利ばかりを主張しやるべきことをやらない世間にもある。

家庭のすべき教育と、学校のすべき教育、

これは明確に区別をしなければならない。

何でもかんでも学校に押し付けるな、と言いたい。

 

そのためにも、共働きしないと生計が成り立たないような今の社会はどうにかすべきだろう。

 

まぁ、今の政治家には何も期待できないが。