ひとりごと

首都圏で教師をしているゆとり世代の独り言。

ポジティブ思考の難しさ

結論から言えば、もともとネガティブ思考な人間が、ポジティブ思考に方向転換するのは困難であった。

 

自分自身を取り巻く状況がなかなか好転しないのは、ネガティブ思考による、所謂負のスパイラルに陥っているからではないか。

 

そう思って、ネガティブ思考を封印し、ポジティブ思考をしていこうと思い立ったのが、およそ1ヶ月前。

 

職場での会話、SNSでの発言から、意識的にネガティブワードを取り除き、周りからのネガティブワードも、極力ポジティブな話に組み換える日々。

 

しかし、何も好転しなかった。

 

何なら、ある意味自分のこころを欺き続ける日々だったわけで、言いたいことが言えないもどかしさがあり、結局ストレスを溜める結果となった。

 

もっと上手いやり方があるのかもしれないけれど、今の自分にはわからない。

 

そもそも、ポジティブでいたことでの成功経験なんてなかった。

 

川は堰きとめれば、いずれ氾濫する。

要は、そういうことである。

 

何をしても満たされない、潤わない。

自分にとってのポジティブ思考は、現時点では自分を欺き誤魔化すための手段でしかなく、挑戦する意味のないことであった。

 

そう考えると、自分に対する理解がひとつ深まったと考えれば良いのかもしれない。

その理解は、結局ポジティブなものではないのだが。